効果が長時間続くシアリスは週末に活躍

投稿日:2017.09.13

カレンダー 日本では、ED(勃起不全)治療薬として3種類の系統のものが認められています。
シアリスは、そのうちの一つであり、他の二つのものが即効性を重視した薬剤であるのとは異なり、最大で36時間後まで効果が続くという持続時間の驚異的な長さを大きな特徴とするものです。

シアリスの有効成分は、タダラフィルという成分で、その分子構造上の特徴から体内への吸収が遅いものとなっています。
これが、シアリスの遅効性および持続性の長さをもたらしています。
この成分は、ED治療薬としてだけではなく、肺動脈性肺高血圧症の治療に対しても、また、前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療に対しても、その効果が認可されています。

ED治療薬としてのシアリスの効果は、勃起を引き起こすことではなく、性的刺激によって引き起こされた勃起を継続させることです。
このため、シアリスを飲めば、それだけで勃起するわけではありません。
シアリスは、あくまでも勃起を継続させるためのものであり、性的刺激によって勃起が起こることが、効果を発揮するための前提となります。

シアリスの副作用

即効性を重視したED治療薬の場合には、頭痛やほてりといった副作用が約9割の服用者において発生します。
これに対し、シアリスの場合には、頭痛やほてりや消化不良といった副作用が見られますが、約3割程度の服用者においてしか見られません。
よって、シアリスは、比較的に副作用が少ない治療薬と言うことができます。
その他、症例数は少ないものの、背部痛や筋肉痛や鼻づまりといった副作用が報告されています。

シアリスの服用に際しては、使用禁忌に注意して下さい。
すなわち、この薬でアレルギーを起こした方、硝酸剤や一酸化窒素供与剤を投与中の方、心血管系障害を有する方、狭心症の方、不整脈の方、低血圧の方、高血圧の方、心筋梗塞・脳梗塞・脳出血の既往歴がある方、重度の肝障害の方、網膜色素変性症の方は、使用禁忌となります。

使用禁忌の判断に際しては、自己判断ではなく、必ず医師の診察を受けて下さい。

週末にシアリスを飲むことで効果を最大限発揮

上記のように、シアリスは、その効果の持続時間が長いことが特徴です。
10mgの錠剤では、服用から20~24時間後まで、20mgの錠剤では、服用から30~36時間後まで、効果が持続します。
つまり、1つの錠剤を、週末の金曜の夜に服用すれば、日曜の朝~昼くらいまで、効果が持続することとなります。

つまり、週末にシアリスを飲むことで、その効果を最大限に発揮させることができます。
これが、「ウィークエンドピル」とも称されるゆえんです。

また、1日の服用は1回まで、服用間隔は、24時間あける必要があります。

この服用間隔を守るのであれば、前のシアリスの効果時間内であっても、追加で飲み足すことができます。
つまり、金曜の夜に1錠飲んで、土曜日の夜にも、1錠追加で飲むことができます。

シアリスは、薬効が発揮されるまでの個人差が大きいことが難点です。
1時間~4時間という個人差があります。
そのため、性行為を行う前に、十分に余裕をもって早めに服用するべきです。
3~4時間前の服用が推奨されます。

食事の影響を受けにくいことも、他の2つのED治療薬と比較した場合の、シアリスの利点です。
800kcalまでの食事なら大丈夫とされています。
しかしながら、空腹時に服用した方が、一般に、効果も大きく即効性も得やすい傾向があります。
よって、性行為の3~4時間前に、空腹状態で服用し、その後、2時間くらい経過して薬効成分を十分に吸収させてから、食事をするという時間経過がおすすめです。

注意すべき点は、食事としてグレープフルーツを摂取しないこと、同様に、飲料としてグレープフルーツジュースを摂取しないことです。
その理由は、グレープフルーツに含まれている成分が、シアリスの成分の体外排出を妨害するため、シアリスの成分が体内に残り過ぎてしまうためです。